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社長インタビュー「Sofaシリーズの開発秘話」

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魚の目・タコが治る!?Sofaシリーズの開発秘話

皆さま、こんにちは。
ベル顧客対応のとんときいです(^o^)

人気商品のカヤックを始め、弊社では取り外しのできる高反発インソール入りの靴を
”Sofa(ソファ)シリーズ”と称し、シリーズ化をして販売しております。
今回はそのSofaシリーズのインソールについて、開発秘話をインタビューして参りました!
既にご愛用いただいている方、まだお試しされたことがない方も
皆さまに是非ご覧いただきたいです♫

 

とん:①まず初めに、Sofaシリーズとはどのような商品でしょうか?

高山:ずばりスニーカーに負けない履き心地
カジュアルシューズで実現するために、開発したシリーズです。

スニーカーに負けない履き心地をというところで言うと、
ベルの場合は甲の柔らかさはもちろん、まずは足の裏にふわふわ感を出したいと考え
インソール入りのカジュアルシューズを作ろうと決めました。
クッション性のある素材のポリウレタンを既にサンダルのインソールに使っていたので
それを靴にも入れたいなという発想から始まりました。

作り初めの15年ほど前は、カジュアルシューズ業界では
ほとんど取り外しができるインソールはありませんでした。
ファッション業界はデザイン重視で、履き心地は二の次というか、
コストを掛けないことが多いので今でもインソール入りの靴は少ないと言えます。
またインソールを入れると容積がかさばってしまうので
ごつっとしてしまうことを避けているという傾向にあります。

Sofaの名前の由来は、家の中でもふわふわで柔らかいイメージのソファ。
英語で女性や柔らかさを表す”S”や”F”が入っている文字を敢えて選び
Sofaシリーズと名付けました。

 

とん:②開発から発売まではどのような道のりでしたか?

高山:作る時に液体のウレタンをたい焼きみたいに流し込んで成形するのですが、
型から取り出す時に変形するので薄くするのが難しかったです。
最初はこんなに薄いものは作れない(-_-;)」とウレタンを成形する会社に言われました。
難しいと言われながらもなんとかお願いをしてその会社と共同開発をしました。
その辺りをどの様に解決したかは極秘です!

それで、発泡率といって空気を含ませる量を上げることで柔らかくなるんですが
柔らかくなりすぎると弾力がなくなり、加水分解しやすくなるとか問題点があります。
かといって、固くなるのも問題なので発泡率を最適な数値にするため
20回以上試行錯誤しました。

その次に、問題となったのがウレタンの「加水分解」です。
発泡していると湿度を含んだ状態となるので、
保管状態によっては半年ほどでビスケットのようにボロボロ崩れてしまいます。
その程度の短期間でだめになってはいけないということで、
現在のSofaシリーズの靴に使っている「EVA系」インソールも追加することとなりました。
EVA系はウレタンに比べてやや弾力は劣りますが、劣化はしにくいです。

ウレタンのインソールとEVAのインソールは一長一短ですね。
なので、寿命が短くなっても良いからと
弾力のあるウレタンのインソールを選ばれるお客様もいらっしゃいます。

とん:開発を始めたのは約15年前だったとのことですが
発売までにはどのくらいの時間がかかりましたか?

高山:そんなにかかってないかな。
元々サンダルのインソールで使っていたメーカーがあったので、
そこから靴のインソールに転用できないか?と考えました。

 

とん:③インソールを作るにあたって工夫した点はありますか?

高山:工夫した点は、靴の中で足が前滑りしてしまうのが一番良くないので、
指の付け根辺りの一番体重が掛かるところに凹凸を付けて滑らないように努力しました。
指の指紋がなくなるとつるつるになるように、そこが平らだと
汗がベタベタして滑りやすくなるからです。

後は、親指の爪が靴に当たるとソックスが破けるとか足の痛みが起こりやすいので、
親指がインソールの厚みで上へ押し上げられないように
親指を乗せる部分を極限まで薄くしたという点ですね。これが細かな配慮・アイデアです!

 

とん:取り外しができるようにしようと思った理由はありますか?

高山:洗えるようにしたかったからです!

とん:なぜ高反発が良いのでしょうか?

高山:足は基本的に蒸れやすいので空気の入れ替えが必要となります。
低反発の場合、足が食い込んで歩行の際に足と密着して離れないので蒸れやすくなります。
一方、高反発の場合は弾力があり、元の復元が早いため足を上げたら空気が入ります。
高反発でないと空気の入れ替えが間に合わないのです。
低反発はふかふかで気持ちいが、足にとってどうなのか?と疑問を持ちました。
足に必要なのは一歩一歩の弾力・足を密閉してはいけないという点から
インソールには高反発が適しているという結論に至りました。

 

とん:④インソール入りのソファシリーズはどのような方におすすめですか?

高山:まずは、100歳まで歩きたい人!
他にも長時間歩くお買い物・旅行、お仕事で歩き回る方におすすめです!

高反発インソールは衝撃吸収に優れているので、
足腰の痛みの予防になり魚の目・タコの予防にもなります。

魚の目・タコの予防ができる、治ることがある理由について仮説を立てました!
魚の目の原因は、肌との摩擦・刺激・圧力、その繰り返しで起こるとされています。

ベルのインソールは
・足裏にフィットするインソール
・足裏の動きについてくるインソール

また本体の構造のポイントとしては、
・全体が屈曲しやすい
・踵部が凹み踵全体を包む形状なのでインソールが常に足の裏面から前後しにくい
・インソールと靴本体の間はそれに比べて微妙に滑る(遊びがある)

足裏の皮膚とインソールの上面にほとんど摩擦がなく、
そしてインソールも程よい柔らかさがあるので全体に圧力を逃す。
以上の理由で治りやすいと言えます!

 

着画

とん:⑤今後インソールに関して取り組んでいきたいことはありますか?

高山:履いているだけで予防だけでなく健康になるような、筋力を鍛えるような
インソールも開発予定です。
一日の中でも疲れを解消する・予防する・マッサージ効果など
用途によってインソールを入れ替えるような新しい文化づくりを定着させたいですね。

とん:用途に合わせてインソールを入れ替えられるのは
新しいアイデアでとても魅力的ですね♫
今回のインタビューはこれで以上となります。
高山社長、ありがとうございました(*^^*)

普段Sofaシリーズをご愛用いただいているお客様から、実際に疲れないので
たくさん歩けることや魚の目やタコが治ったと嬉しいお声をたくさんいただいております。
一日中歩いても疲れにくい靴をお探しの方
魚の目やタコにお悩みの方は是非Sofaシリーズをお試しくださいませ♫

 

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